展覧会

アラワシの詠(うた)

2018年11月10日 - 2019年1月20日

本展は、詩人 吉増剛造の多様な創作スタイルに着想を得て構想しています。
 
「詩人」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょう。
文字を推敲して詩作をしたり、できた詩を朗読する人、でしょうか。従来の詩のイメージで吉増を見ると、活動の多様さと幅の広さに驚かされます。「全身詩人」とも評されるその多様な仕事は総じて「詩」であり、他にない存在感を放っています。いつのまにか「詩人」や「詩」というものの持つイメージは崩れ、なにかを表現することに「決まったかたちはない」ということに気付かされます。
では「詩」が詠まれるとき、そこではなにが起きているのでしょう。
 
隠されていた大切ななにかが顕わにされ、もしくは未知の価値がたち現わされているような、そんな感覚を覚えます。そしてそれらは愛おしまれるようにして、ここに詠い留められ、もしくは解き放たれ、私たちに届けられているようです。
 
本展では、吉増をはじめ、様々な手法でなにかをアラワし、詠うように留める7組の作家を紹介します。それぞれの「なにか」を味わいつつ、表現というものの多様さと、その力を感じていただければ幸いです。
 


名称:「アラワシの詠(うた)」
 
会期:2018年 11月 10日(土) ~ 2019年 1月 20日(日) 
 ※毎週火曜ならび、12月 31日 ~ 2019年 1月 4日 休館 
 
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
 
出展作家:浅見俊哉、上田假奈代(釜ヶ崎芸術大学)、鈴木ヒラク、富塚純光、中村和暉、宮川隆、吉増剛造
 
料金:一般500円、65歳以上250円、高校生以下・障がいをお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料
 
主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
共催:福島県立博物館、埴谷・島尾記念文学資料館
協力:足利市立美術館、NPO法人 こえとことばとこころの部屋(ココルーム)、社会福祉法人一羊会/あとりえすずかけ、特定非営利活動法人コーナス、筑波大学コトノハチーム
後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ
助成:福島県博物館連絡協議会(被災博物館・被災文化財救済事業)


■出展作家 



浅見俊哉
 《6s(祈りの土地 Field of Prayer 2014)》2014
浅見俊哉《6s(祈りの土地 Field of Prayer 2014)》2014のコピー.jpg



上田假奈代(釜ヶ崎芸術大学) 「なつまつり書」
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鈴木ヒラク  《GENGA #001 - #1000(video)》2009
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撮影:小山田邦哉 国際芸術センター青森での展示風景
©️Hiraku Suzuki


富塚純光 《歴史ロマンチック街道 我が青春 男ロマン王物語-6》2014
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中村和暉 「制作風景」2018
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宮川隆《untitled》2011
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吉増剛造 《火ノ刺繍》2017-2018
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■関連イベント 

①ギャラリートーク 〜みんなで一緒に作品を味わおう!〜
日 時:2018年11月10日(土)、12月15日(土)、1月13日(日) いずれも13:00-14:00参加費:無料(要観覧料)

美術館スタッフと一緒にみんなで「アラワシの詠」を巡ろう!誰かと一緒に作品を見ると、新しい気づきがあるかもしれません。大人も子どもも大歓迎です。

②はじめての方もごいっしょに 合作俳句と詩の会「あらわしのうたげ」

日 時:2018年11月10日(土) 14:00〜15:30
進 行:上田假奈代(詩人)
参加費:無料(予約不要)

いそがしい日常を、そっと脇において ゆっくりまったり、時間をすごします。 ことばを人生の味方にするコツは あらわしあうことからはじまります。

③吉増剛造・和合亮一トーク&パフォーマンス 「アラワシの詠」

日 時:2018年11月17日(土) 15:30〜17:30 
出 演:吉増剛造(詩人)、和合亮一(詩人)、篠原誠司(足利市立美術館)
参加費:1000円(展覧会観覧料込み・要予約)

出展作家・吉増剛造氏と、福島を代表する詩人・和合亮一氏を迎えてのトーク&パフォーマンスを開催します。聞き手は、足利市立美術館の篠原誠司氏です。

④連歌に挑戦!猪苗代兼載と詠のこころ

日 時: 11月25日(日) 14:00〜15:30
講 師:戸田純子(元高校教員・猪苗代兼裁研究) 
協 力:猪苗代の偉人を考える会
参加費:無料

はじまりの美術館がある猪苗代で「うた」といえば、室町時代を代表する連歌師・猪苗代兼載がいます。研究者の戸田純子氏を迎え、兼載や連歌のことを紹介いただきながら、みんなで句をつくります。

 

⑤冬の会津・親父二人語り

日 時:2019年1月14日(月・祝) 14:00〜15:30
語り部:鈴木清孝(猪苗代民話の会)・清野清作(会津かたりべ会)
参加費:無料(予約不要)

猪苗代在住の語り部・鈴木清孝氏と、会津かたりべ会の清野清作氏による民話語りを開催します。この時期ならではの「会津の冬」にまつわる民話語りです。

※イベントやワークショップの詳細は、はじまりの美術館ホームページをご覧ください。

※要予約のイベントご参加ご希望の方は、はじまりの美術館までメール、電話またはFAXでお申し込み下さい。


アクセス:
猪苗代駅より徒歩25 分、タクシーで5 分。猪苗代磐梯高原IC より車で一般道12 分。
駐車場は美術館西側に15 台。手打ちそば「しおや蔵」共用。


お問い合わせ:
はじまりの美術館
〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873 
[TEL/FAX] 0242-62-3454
[E-mail] otoiawase@hajimari-ac.com
[WEB] http://www.hajimari-ac.com/