展覧会

WAFをめぐる仲間たち展

WAFをめぐる仲間たち展

2018年10月29日 - 2018年11月4日

この展覧会は終了しました

WAFをめぐる仲間たち。
それは一体、どんな人たちなのか。
私たち、NPO法人ウォールアートプロジェクトは、10年前、インド農村部を舞台に学校で壁画を描く芸術祭をはじめました。
何か特別な要請があったわけではありませんでした。後ろ盾もありませんでした。
そこにインドがあり、学校に行けない子どもたちがいて、日本の学生たちが建てた学校に白い壁がありました。壁画を描くのにぴったりの壁でした。学校の壁にアートを出現させたら、いろいろな変化が生まれそう・・・・
ただそれだけの理由でウォールアートフェスティバル(WAF)という芸術祭が始まりました。
以来、毎年インド各地でアートプロジェクトを展開しています。
そんな博打みたいな私たちのプロジェクトに、参加してもいいと果敢にインドに足を踏み入れたアーティスト、それがWAFをめぐる仲間たちです。
時を重ね、出会いを積み重ね、私たちがやっていることも微妙に変化していますが、WAFをめぐる仲間たちは相変わらず。
長いものに巻かれるより、短いものに巻かれてみようと思う。
そんな人たちの展示をどうぞ、お楽しみください。


             ウォールアートプロジェクト おおくにあきこ
 


「WAFをめぐる仲間たち展」

日時:2018年10月29日(月)〜11月4日(日)10:00-18:00
   ※会期中無休


会場:はじまりの美術館(〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873) 

出展作家:一田萌里、香川大介、ツツミエミコ、中川十内、浜尾和徳、八木由紀子

料金:一般500円、65歳以上250円、
    高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料
   または、ウォールアートフェスティバルふくしまin 猪苗代4会場共通パスポート1,500円
   (猪苗代町民の方はパスポート500円引き)

主催:ウォールアートプロジェクトふくしまin猪苗代実行委員会

アートディレクション・キュレーション:NPO法人ウォールアートプロジェクト


WAFをめぐる仲間たち


写真家「中川十内 JUNAI NAKAGAWA

商業カメラマンとして、類のないアートセンスを発揮し、ファッション雑誌の寵児となる。
そのかたわらで常にライフワークとして好奇心のままにシャッターを押し続けることも忘れなかった。
2010年、第一回目のインド最貧困州ビハールで開催したWAFにオフィシャルカメラマンとして参加。壁画作品やアートワークショップを撮影しながらも、アウトカーストの村で、人々が力強く生きる様に心打たれ、家族の肖像を撮影した。2017年、銀座奥野ビルの「ギャラリー403」、モノクローム写真のみ展示する「E&Mギャラリー西麻布」を皮切りにゆっくりと巡回展が進行中。


夢中になれるアートワークショップ「封筒の家 ENVELOPE HOUSE

2011年の東北大震災のとき、木槌でトントンした版で描く封筒に津波で流された家への想いを重ねた。それぞれの封筒は交換を繰り返して今も旅をしている。このアートワークショップの発起人は版画家のツツミエミコ。震災から7年たつも、新しい世代が元気に継承している。2016年のWAF、2017年のアースアートプロジェクト in ラダックに参加し、東北とインドの封筒を交換してきた。インドの子どもたちの封筒が猪苗代にもどっさりとやってきているので、ぜひ、ワークショップに参加してほしいです。


版画家「ツツミエミコ EMIKO TSUTSUMI

版画家。2016年ワルリ族の村で開催したWAFに参加し、インドの木、日本の模様、切り絵、楽譜をモチーフに、交叉するアニミズムを表現。展示ルームで子どもたちと描いた麻の葉模様は、終らない不可思議な模様として続き、今に至っている。


現地コーディネーターおかずくんの「ふくしまマッププロジェクト」

NPO法人ウォールアートプロジェクトの発足メンバーであり、年の半分はインドで暮らすおかずくんこと浜尾和徳。福島県郡山市出身のため、このプロジェクトをハンドリングする白羽の矢が立った。「ふくしまマップ」の仕掛け人のひとり、東京神宮前のカフェ「J-COOK」の敦子さんから、ふくしまの想いの詰まったマップのことを教えられ、インド各地で福島のことを伝えるワークショップを細く長く続けている。北インド、ヒマラヤの麓に暮らすラダックの子どもたちに伝えた際に彼らからのメッセージとして「自分の大切にしているもの」の絵を描いてもらった。
あなたも「自分の大切にしているもの」を描いて、猪苗代のことをインドの子どもたちに伝えてください。
「ふくしまマップ」を真ん中に置いて、世界中の「地域」の人、ひとりひとりがつながれるような輪を作れたらいいな、と思っています。


「漆と絵師展」凱旋展示

2018年9月にインドの都市ムンバイのギャラリー「ARTISANS'」で開催し、インドの人たちに熱く歓迎された展覧会が福島に帰ってきました。
この展覧会は、日本の美の哲学でもある「用の美」をテーマに展示されました。古い蔵に眠る道具たちを九十九神のような神さまとして蘇らせた絵師・香川大介の「蔵の22神像」(原始感覚美術祭2012、2013、2014)の高画質プリント、漆作家たちのシンプルで使いやすく、それでいて美しい漆器や身のまわりのものを展示しました。

絵師・香川大介 WAF史上もっとも過酷と言われているビハール州カガリアで開催されたWAF2015に参加し、見事な教室一面の壁画を仕上げ、現地の人々を瞠目させた。今回の「漆と絵師展」では大学や美術学校のクラスでアーティストトークを行なった。特別な絵の教育を受けずとも、日本を徒歩で旅をしながら絵の修行をして現在の驚異的な画力を得たことは、インドの学生たちに生きる指標を与えた。古民家を夫婦で改築し、住まいと美術館、手仕事のギャラリー「吉見屋」を栃木・日光市で開業している。

漆作家たち
蒔絵師 ・八木由紀子 会津の伝統を継承し、漆というジャンルに人類史上の知恵と美を見出し、日々制作を進めている。2016年に猪苗代の旧山潟小学校を舞台に開催した「WAF猪苗代~プロローグ~」で私たちと出会った。ライフワークとも言える原初の紋様を求め、インド先住民ワルリ族の村での「第2回世界森会議」に参画し、漆器のことを伝え、村人に絶賛される。それがきっかけで「漆と絵師展」が実現した。猪苗代での凱旋展示のために、ワルリ画を描いた新作を携えている。

塗師・一田萌里 長野の工房で制作しながら、瓢箪や漆の作業工程で廃棄させる漆を拭った和紙などを素材に、身の回りのものを生み出している。インド、ワルリ族の村で開催した「第2回世界森会議」、ラダックで開催した「第3回世界森会議」で、漆の魅力をデモンストレーションを交えて伝えた。



ウォールアートフェスティバル ふくしま in 猪苗代


学校を舞台に開催する芸術祭、Wall Art Festival (WAF)。
 
猪苗代町内の小、中、高校を舞台に日本とインドのアーティストたちが滞在制作し、校舎に壁画や様々なアートを手掛けていきます。
 
そこには猪苗代の人々と協働し、猪苗代の記憶、福島の自然、日々の営みを表現し、「新たな校舎の一面、そして子どもたちの未来を創造する一歩へとつなげたい!」そんな想いがつまっている芸術祭です。

【日時】
2018年11月3日(土) 10:00 〜 17:00
2018年11月4日(日) 10:00 〜 16:00

 
【入場料】
4会場共通パスポート1,500円(猪苗代町民の方は500円引き)
 ※1会場のみご観覧の場合500円
 ※高校生以下無料
 
【会場】
翁島小学校(猪苗代町大字三ツ和字家北906)
猪苗代高校(猪苗代町字窪南3664番地)
はじまりの美術館(猪苗代町新町4873)
和みいな(猪苗代町字古城町132-7)
 ※和みいなでは吾妻中学校の作品を移設展示
  
【主催】
ウォールアートフェスティバルふくしまin猪苗代 実行委員会
 
【共催】
(一社)猪苗代青年会議所/NPO法人ウォールアートプロジェクト/(福)安積愛育園はじまりの美術館/福島県立猪苗代高等学校/猪苗代町教委育委員会
 
【助成】
平成30年度福島県地域創生総合支援事業(サポート事業)補助金
 
【HP】
http://wafes.net/inawashiro/

【Facebookページ】
https://www.facebook.com/waf.inawashiro/

【会場図】

【お問い合わせ先】
〈メール〉 waffinawashiro@gmail.com
〈電話〉 090-7321-5070 ( 浜尾 )