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展覧会

あそビーイング

2022年7月30日 - 2022年10月2日

この展覧会は終了しました

※火曜休館
開館時間:10:00〜18:00

出展作家:アトリエオモヤ、安藤昇、飯野哲心、勝部翔太、本間桃子、松岡亮

料金:一般500円、65歳以上250円、高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料

主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館

協力:社会福祉法人 愛成会、社会福祉法人 愛知玉葉会 障害者支援施設 藤花荘、unico

後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ(申請中含む)


本展のタイトル「あそビーイング」は、「あそび」と「ウェル・ビーイング」をかけ合わせた造語です。

「あそび」ときくと、どんなことを思い浮かべるでしょう。
わくわくするような楽しいイメージでしょうか。「ブレーキのあそび」のような、ものごとのゆとりや、余裕ということが浮かぶ方もいるかもしれません。

あそびは本来楽しいものだから、自らあそびます。創意工夫をしながら試行錯誤を重ね、その過程自体も楽しみます。誰かと一緒にあそぶこともあるでしょう。競うようなあそびでは、時にケンカをして、力加減や、痛みも知ります。「あそび」を人間活動の本質と考え、「あらゆる文化はすべてあそびの中から生まれた」、という学説を唱えた歴史学者もいました。

一方の「ウェル・ビーイング(Well-being)」はどうでしょう。

「福祉」と訳されることもある単語ですが、近年よく目や耳にするようになった「SDGs(持続可能な開発目標)」の取り組みが広がる中、「持続的な幸せ」を意味するものとして使われ、改めて注目されるようになった言葉です。

そもそも持続的なしあわせって、いったいどんなことでしょう。

本展では「あそび」や「しあわせ」を手がかりに、6組の作家をご紹介します。

あそんだあと心地よい疲労感に身も心も満たされるように、本展が、だれもが日々を味わうきっかけになることを願います。


出展作家

アトリエオモヤ《光であそぶ》2009年〜

 

安藤昇《ライオン》2009年

 

飯野哲心《精霊馬ムーバー》2015年 撮影:石田宗一郎

  

勝部翔太《無題》2011−2012年  撮影:高石 巧

 

本間桃子《無題(ぐるぐる)》2015年〜 

 

松岡 亮 exhibition/2007/calm&punk gallery 撮影:Ayano Robichon




 

関連イベント

 

・ギャラリートーク

2022年7月30日(土)、8月27日(土)、9月24日(土)14:00〜14:30
定員:5名程度 
参加費:無料(要観覧料)

美術館スタッフと一緒にみんなで「あそビーイング」を巡ろう!誰かと一緒に作品を見ると、新しい気づきがあるかもしれません。大人も子どもも大歓迎です。

 

・寄り合い〜美術館であそんじゃおう!

2022年7月30日(土)、8月27日(土)、9月24日(土)14:30〜15:30 
参加費:無料
はじまりの美術館で開館前から実施してきた「寄り合い」。この期間は美術館の庭にビオトープを作ったり、アジサイ畑を作ったりと、外で本気であそびたいと思います。どなたでも参加できます。

 

・あそべる常設ワークショップ「ビニールタイで作っちゃおう!」

参加費:100円 ※会期中随時開催
出展作家である勝部翔太さんの作品は、ビニール袋の口をとめる「ビニールタイ」と呼ばれる針金でできています。本展会期中、この素材を使って制作体験ができます。自分のあそびごころで、オリジナルのフィギュアを作ってみましょう。

   

・ワークショップ「哲心さんとあそぼう!」

2022年8月28日(日) 
午前の部 10:30-12:00  仮面ナンダー
午後の部 13:30-15:00  腕はめ my ウェポン
参加費:500円 各回定員:8名(予約優先)
講師:飯野哲心(本展出展作家)

出展作家である飯野哲心さんを講師に迎え実施するワークショップです。午前の部「仮面ナンダー」は、自分のなりたい物に変身するための仮面を制作し、身につけ写真撮影をします。いつもの景色がちょっと違って見えるかもしれません。午後の部「腕はめ my ウェポン」は、様々な材料から自分専用の腕はめウェポンを制作します。最後にウェポンを着け決めポーズを考えて、みんなで写真を撮りましょう。
  

・あそびごころの取り調べ「なあ、カツ丼でも食うか」

2022年9月17日(土) 13:00〜15:00(別日での相談もお受けいたします)
参加費:3,000円
定員:1回あたり1~2名程度(最大5名まで・要予約)

「どうせカツ丼を食べるなら取り調べのあとに食べてみたい!」という願望を叶えてくれる、猪苗代町内の「あそびごころ」を代表する企画「出前カツ丼専門店取り調べ室」。今回は本展とのコラボ企画として、 鑑賞者を取調室に連行(送迎)し、事情聴取(対話)しながら絶品のカツ丼を食べます。忘れてしまいがちな「あそびごころ」を呼び覚ますきっかけになるかもしれません。(協力:小西食堂、日本きっかけデパート、中ノ沢温泉旅館案内所)

 

・ワークショップ「桃子さんとぐるぐるしよう!」

2022年9月24日(土)14:00〜14:30
参加費:100円
定員:5名程度

出展作家である本間桃子さんと一緒に、クラフトテープをひたすらぐるぐるします。通称「ぐるぐる」を思いっきり体験することで、ふだん気づかずにいた新たな自分に出会えるかもしれません。
※本ワークショップはギャラリートークに合わせて実施いたします。 


※新型コロナウイルス感染症拡大状況により、予定が変更や中止になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※ご来場にあたってはマスクの着用や手指の消毒を徹底していただくとともに、発熱や風邪症状等、体の具合が悪い方は入場をご遠慮いただくなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策にご協力をお願いいたします。


会場・お問い合わせ:
はじまりの美術館

〒969-3122
福島県耶麻郡猪苗代町新町4873 

[TEL] 0242-62-3454
[FAX] 0242-23-8185
[E-mail] otoiawase@hajimari-ac.com
[WEB] https://hajimari-ac.com/

 

アクセス:猪苗代駅より徒歩25 分、タクシーで5 分。猪苗代磐梯高原IC より車で一般道12 分。バスの方は、JR猪苗代駅バス乗り場より、裏磐梯方面行きまたは中ノ沢方面行きの磐梯東都バスに乗車→「バスセンター」下車(徒歩3分)。
駐車場は美術館西側に15 台。手打ちそば「しおや蔵」共用。

※はじめてはじまりの美術館にお越しの方は、こちらのページもご覧ください。
【はじめてご来館いただく方へ】はじまりの美術館駐車場について