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「風と森と。」展オープニングイベント 淺井裕介(画家)×岡部兼芳(はじまりの美術館館長)オンライントークイベント

「風と森と。」展オープニングイベント 淺井裕介(画家)×岡部兼芳(はじまりの美術館館長)オンライントークイベント

2021年10月30日(土)

このイベントは終了しました

ゲスト:淺井裕介(画家)、岡部兼芳(はじまりの美術館館長)

参加費:無料

申し込み:不要

主催:猪苗代アートプロジェクト実行委員会

トーク配信は、こちらから無料で視聴いただけます。


「ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代」が今年で4年目を迎えました。町の学校の教室をキャンバスにした13の壁画は、どれも生徒の目前で公開制作され、生徒たちの心にアートの力を伝え、ひとりひとりが地域を大切に思い、アイデンティティを養えるように種まきをしてきました。今年から同時並行で活動する「猪苗代アートプロジェクト」が発足しました。このプロジェクトは、これまで描かれた作品の中で子どもたちへむけたワークショップを展開、正解も不正解もないアートの世界で縦横無尽に知的好奇心を広げることを活動目的にしています。

「猪苗代アートプロジェクト」の最初の取り組みが、2019年に壁画「野生の合奏」を描いた美術家の淺井裕介氏を再度招き、壁画の中で生徒たちが立体を作り、壁画と立体がコラボレーションするという企画でした。たった1日のワークショップでありながら、想像のはるか上をいくインスタレーション「野生の大合奏」が完成し、見る人を圧倒しました。

今回、生徒の作品の一部は「はじまりの美術館」に持ち運ばれ、淺井氏の「星屑の子供」たちとコラボレーションします。そんな展示の中から、岡部館長が、北海道で制作中の淺井裕介氏とオンラインでつながり発信します。

YouTube上で開催する公開オンライントークセッションです。
トーク中は視聴者の皆さまからの質問も受け付けますので、気軽にチャットに書き込んでいただけましたら幸いです。



=岡部兼芳館長からの言葉=

淺井さんの表現手法が、ここ最近どんどん多様になっているのを感じます。新たな画材、平面から立体、そして共同制作。でもそこには、紛れもない淺井さんが確かに居て、私のハートをつかみます。 今回は、猪苗代中学校に出現させた「野生の大合奏」、新著『星屑の子供』などについて伺いながら、淺井さんが見つめているもの、もしくは淺井さんが絵を描く中で得てきた実感などに迫り、みなさんとワクワクする時間を共有できたら嬉しいです。


岡部 兼芳(おかべ・たかよし)

1974年郡山出身。福祉作業所の支援員・中学校教員を経て、社会福祉法人安積愛育園に入職。知的に障がいをもつ利用者の表現活動をサポートする「ウーニコ」に携わる。2014年からは、福島県猪苗代町に開館した「はじまりの美術館」で館長を務める。



=淺井裕介著『星屑の子供』テキストより=

日々変化を続ける世界の中で、華々しく生まれてくるものがあれば、ひっそりと誰にもみられることなく消えていくものがある。すべての場所に命が宿る可能性があるとして、それはこんな形かもしれないと、想像し手を動かしてみる。
昨日なかったのもが今日はここにあって、今日あったものが、明日には無くなっているかもしれない。完成させることは大事ではない。より可能性を探り最後の一呼吸まで成長を止めないこと。日々刻々の声を聞き漏らさないように注意深く手を動かしていくこと。


淺井裕介(あさい・ゆうすけ)

1981年東京都生まれ。土、水、埃、小麦粉、マスキングテープ など身近なものを画材とし、旅のチケットやコースターに描く小さなドローイングから大きな室内やビルの壁面まで、作品を受け止める場所に呼応するように描き続けている。平面と同時に立体作品も多く、表現の領域は自在であり、国内外の展覧会はもちろん、アートプロジェクトやワークショップにも精力的に参加して現在に至る。VOCA2009展大原美術館賞(2009)、第5回・第7回東山魁夷記念日経日本画大賞入選(2012/2015)、第24回タカシマヤ美術賞(2014)ほか

淺井裕介《野生の大合奏》2021年  猪苗代中学校