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展覧会

第7回福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2023」

2023年11月18日 - 2024年1月14日

この展覧会は終了しました

開館時間:10:00〜18:00(最終日1月14日は16:00閉館)
※火曜休館、12/29(金)〜1/3(水)年末年始休館

会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)

観覧料:無料

主催:福島県



このたび福島県では、第7回福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2023」を開催いたします。

「きになる」をひとつの基準に、福島県内から作品を公募した本作品展は7回目を迎えました。タイトルにある、「きになる」と「ひょうげん」のあいだにある「⇆」は、作る人、支える人、見つける人など、さまざまな関係性を表しています。作者の方、ご家族、学校の先生、福祉施設の方など、誰かが「きになった」作品がこの場に集まりました。

 障がいのあるなしに関わらず、日常のなかできになったことやこだわりによって表現をする方がいます。そこから生まれる表現は見る人にも何かを感じさせる力があると思います。

この作品展に来ていただいた皆さまにも、作品を通してきになる何かを見つけていただければ幸いです。

そして本展を通して、作者のことや作品の生まれた経緯を想像することが、「障がい」について考えを深め、共有できる場になることを願います。

※新潟・福島・山形の3県は障がい者芸術活動推進に向けて連携して活動しております。本展でも新潟、山形で生まれた"きになる"作品を紹介いたします。

 




[受賞作品について]

★福島県知事賞★

《展開式会津支援学校》
《富士山ファイターズ12の自由研究(全9巻)》
松田 匡慈(まつだ おうじ)
15歳(会津若松市) 

★きになる⇆ひょうげん賞★ 

《堀田和男きになる絵日記》
堀田 和男(ほった かずお)
45歳(郡山市)

★審査員賞・日比野克彦賞★

《ロボット》
チェンソーマン
7歳(郡山市)

★審査員賞・川延安直賞★

《あつい夏をふきとばせ》
渡部 智子(わたなべ ともこ)
62歳(会津若松市)

★審査員賞・川内有緒賞★

《引っ越し初日の夜》
K・R(けー・あーる)
16歳(郡山市)

★審査員賞・岡部兼芳賞★

《ゆうすけ交通》
芳賀 雄亮(はが ゆうすけ)
32歳(福島市)

受賞者・入選者一覧は下記よりPDFデータをダウンロードいただけます。

第7回 福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2023」入選者一覧


   

[イベント]

ギャラリートーク
日時:2023年11月18日(土)14:30〜15:00  ※予約不要
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)

第7回福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2023」の関連イベントとして、会期初日にギャラリートークを開催いたします。きになる⇆ひょうげん企画担当者(はじまりの美術館スタッフ)が、展覧会の概要や受賞作品を中心にご紹介いたします。ぜひみなさんもきになるひょうげんを見つけてみてください。

・オープニングトークイベント「きになる”審査員の見方”」
日時:2023年11月24日(金)19:00〜21:00 (オンライン開催)
登壇:日比野克彦、川延安直、川内有緒、岡部兼芳

4名の審査員の方々に今回の応募作品のエピソードや受賞作品、各審査員賞の作品について、それぞれ今年きになったことを審査講評を交えてお話いただきます。


・トークイベント「きになる鞆の津ミュージアムの試み」
日時:2023年12月17日(日)17:30〜19:00 (オンライン開催)
ゲスト:津口 在五(鞆の津ミュージアム キュレーター) 
聞き手:小林竜也(はじまりの美術館)

広島県福山市で2012年に開館した鞆の津ミュージアムは、障がいの有無や知名度を問わず、つくり手の生にねざした独自の創作的表現を多様な切り口で紹介しています。今回は鞆の津ミュージアムキュレーターの津口さんをお招きし、企画のことや表現者の発掘についてなどお話いただきます。


・きになる表現者たちの座談会
日時:2024年1月13日(土)13:30〜15:00 
聞き手:柊 伸江(株式会社ダブディビ・デザイン代表取締役)
定員:10名(要予約)

※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
※展覧会チラシに「オンライン開催」と記載しておりましたが、こちらは「現地開催のみ」のイベントとなります。オンライン配信いたしませんので、ご注意ください。


応募者から参加者を募り座談会を開催します。ゲストに、障がいのある方のアート作品を使ったオリジナル商品の開発をはじめ、“福祉とビジネスをデザインでつなぐ”をモットーに活動をされているダブディビ・デザインの柊さんをお招きします。表現や制作のこと、その先のことなどを語り合う時間になればと思います。


・表彰式、受賞者トーク
日時:2024年1月14日(日)15:00〜16:00


「きになる表現者たちの座談会」参加ご希望の方は、はじまりの美術館まで、電話(0242-62-3454)または、
メール(otoiawase@hajimari-ac.com)にてお申し込みください。
メールで申し込みの際には下記をご記入ください。

1、参加者の名前
2、年齢
3、メールアドレス
4、連絡先(携帯電話番号)
5、参加しようと思った理由
6、配慮してほしいことなど(あれば)

※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
※申し込み締切:2024年1月5日(金)


[オーディエンス賞について] 

ご来場いただいた方の投票でオーディエンス賞が決まります。会場に「きになる木」を設置しますので、あなたが1番きになった作品を葉っぱに書いて投票してください!


[審査員紹介] 

日比野克彦(美術家・東京藝術大学学長)
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院修了。国内外で個展やパブリックアート・舞台美術など、多岐にわたる分野で活動中。2022年4月1日より現職。他の主な要職として、岐阜県美術館長、熊本市現代美術館長、日本サッカー協会社会貢献委員長を務める。

川延安直(福島県立博物館 専門員/一般社団法人会津地域文化芸術フォーラム社員)
1961年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術学修士修了。岡山県立美術館を経て、現在福島県立博物館専門員。「福島芸術計画×ART SUPPORT TOHOKU-TOKYO」や「ライフミュージアムネットワーク」など、(福島県内の)さまざまな文化発信活動に携わっている。

川内有緒(ノンフィクション作家)
アメリカ、フランス、日本を転々としながら12年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。評伝、旅行記、エッセイなどを執筆し、著作に『パリでメシを食う。』『空をゆく巨人』『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』ほか。

岡部兼芳(社会福祉法人安積愛育園 理事・マネージャー/はじまりの美術館館長)
1974年福島県生まれ。福祉作業所の支援員・中学校教員を経て、2003年社会福祉法人安積愛育園に入職。知的に障がいのある利用者の創作活動支援プロジェクト「unico(ウーニコ)」に携わる。2014年はじまりの美術館開館より現職。


[イベントゲスト紹介]


津口 在五(鞆の津ミュージアム キュレーター)
1976年広島県生まれ。鞆の津ミュージアム キュレーター/生活支援員。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。放課後等デイサービス勤務を経て、2013年に館の運営母体である社会福祉法人 創樹会へ入職。入所施設で働いた後、現在も館内での創作支援に関わりながら、展覧会づくりにあたる。企画展として『原子の現場』『世界の集め方』『文体の練習』『かたどりの法則』『ここの出来事』『私物の在処』『きょうの雑貨』『日曜の制作学』など。

柊 伸江(株式会社ダブディビ・デザイン代表取締役)
1975年大阪生まれ。株式会社ワコール、大学教員を経て、2012年5月、株式会社ダブディビ・デザイン設立。2006年3月より学生と共に「みっくすさいだー」を立ち上げ、障害者アートを活用したデザイン活動を行う。現在は、障害者アートを活用した商品企画の他に、授産製品の商品開発支援や福祉事業所のデザインコンサルティング、セミナーや展覧会の企画など多岐にわたる活動を行う。
https://www.dabudivi.com


主催:福島県

本事業に関するお問い合わせ:
社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 
〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
TEL:0242-62-3454
FAX:0242-23-8185
E-mail:otoiawase@hajimari-ac.com