unico file vol.3 みんなが知らない土屋康一/わたしが知ってる土屋さん
2021年1月30日 - 2021年3月28日
この展覧会は終了しました
開館時間:10:00 〜 18:00
※火曜休館
※2月23日(火)は祝日のため開館、翌2月24日休館
会場:はじまりの美術館(〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
観覧料:一般500円、65歳以上250円、高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料
出展作家:土屋康一
主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館、unico
後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ
令和2年度福島県障がい者芸術文化活動支援センター事業
※ご来館の際に、事前予約等は不要です。
※受付時に、「①アルコール消毒 または 手洗い」「②検温のご協力」「③連絡先(日時・代表者氏名・連絡先電話番号・人数)のご記入」など、感染症対策へのご協力をお願い致します。
※館内ではマスクを着用いただくよう、よろしくお願いいたします。
誰かのことを伝えたいとき、どう伝えたら、その人のことを知ってもらえるでしょうか。
なにを知れたら、その人のことを「知っている」と言えるでしょうか。
はじまりの美術館で誰かの表現を紹介するときに、まず思うのは「この人のことを知ってほしい」ということです。誰かと誰かが出会う、その一つの入り口として、作品と呼ばれるものや、表現と呼ばれるものがあるように感じています。また作品や表現は、様々な関係ややりとりのなかで生まれてきたものでもあると考えます。
本展でご紹介するのは、福島県郡山市で暮らす土屋康一さんです。土屋さんは、はじまりの美術館の運営母体である安積愛育園の事業所「地域生活サポートセンターパッソ」に通っています。パッソが開所した2004年からのメンバーで、安積愛育園の創作活動支援プロジェクト「ウーニコ」の作家の一人です。カラフルに色面が分割された「はっぱ」や「はな」と呼ばれる作品のシリーズが代表作です。
この展覧会では、土屋さんの作品をはじめ、スケッチブック、身近な方の言葉、手紙、映像などを通して、様々な“土屋さん”をご紹介します。今日、あなたはどんな土屋さんと出会い、知るのでしょうか。

土屋 康一 TSUCHIYA Koichi
1975 年 栃木県生まれ、福島県郡山市在住。
地域生活サポートセンターパッソに通所し、絵を描くことを始め様々な活動を行なっている。土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモをとることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通しており、植物の生命力を想起させる。
https://hajimari-archives.com/...

土屋康一《花》2007年

土屋康一《無題(葉っぱ)》制作年不詳

土屋康一《春のをとずれ》2012年

土屋康一《無題》制作年不詳

土屋康一《祈願》2012年

土屋康一《りんご》2018年

土屋康一《服のデザイン》2019年

関連企画
■ギャラリートーク
2021年1月30日(土)、2月23日(火・祝) いずれも13:00〜14:00
※事前申し込み不要・参加費無料(定員:5名程度・要展覧会観覧料)
会期中、土屋康一さんと一緒に会場を巡ります。日々の制作についてや作品がうまれる背景などを語ります。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、土屋康一さんご本人の滞在は中止となりました。担当スタッフが中心に展覧会のご紹介を行い、ZOOMを通じて会場で土屋さんにお話いただくことを計画しております。
※新型コロナウイルス感染症拡大状況や作者の体調等により、イベントが中止・変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■土屋さんとペンフレンド
2021年1月30日(土)〜3月28日(日)
※開館中随時開催・参加費無料(要展覧会観覧料)
会期中、土屋康一さんから来場者の方へ向けた手紙や新作がはじまりの美術館に届きます。それらを見たり読んだりして、ぜひ土屋さんへお返事を書いてみてください。土屋さんからお返事があるかもしれません。
※手紙のやりとりは会期中、はじまりの美術館やSNS等でご紹介させていただきます。
■図解!?土屋康一
2021年1月30日(土)〜3月28日(日)
※開館中随時開催・参加費無料(要展覧会観覧料)
あなたが知ったり感じたりした土屋康一さんを絵や言葉で表現して、みんなで土屋さんを研究しよう!
コラボレーション企画
■土屋康一×HERALBONY
異彩を、放て。を掲げるアートライフブランド「HERALBONY」。土屋康一さんの作品が落とし込まれたプロダクトの数々がはじまりの美術館ohaco cafeに集結します。また、はじまりの美術館の外壁に土屋さんの作品を大きく印刷したターポリンが掲出されます。会期終了後、アップサイクルグッズとして販売予定です。
https://www.heralbony.com/

会場・お問い合わせ:
はじまりの美術館
〒969-3122
福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
[TEL/FAX] 0242-62-3454
[E-mail] otoiawase@hajimari-ac.com
[WEB] http://www.hajimari-ac.com/
アクセス:猪苗代駅より徒歩25 分、タクシーで5 分。猪苗代磐梯高原IC より車で一般道12 分。バスの方は、JR猪苗代駅バス乗り場より、裏磐梯方面行きまたは中ノ沢方面行きの磐梯東都バスに乗車→「バスセンター」下車(徒歩3分)。駐車場は美術館西側に15 台。手打ちそば「しおや蔵」共用
※冬季は積雪のためはじまりの美術館東側から入館できませんので、ご注意ください。「はじまりの美術館駐車場」または「しおやぐら」を目指してご来館いただくとスムーズです。詳細はこちらをご覧ください。